
【Zシナリオ関連事象 被害状況の報告】
 浸水現象における被害者の現状に関しての報告です。
 被害者の状況について、事前調査の結果、異常現象を確認しています。
 現在、財団各国事前調査団は、本事案における異常被害者と疑わしき事例を███名確認済みです。
 うち、浸水現象における準溺死、準圧死、他、異常被害者██名において、以下の事例を報告いたします。
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被害者は全身の表皮組織、粘膜組織が蒼変し、硬化しています。
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硬度は不明です。現在財団が有する設備における実験では、一切の変化を確認できませんでした。
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一般的な霊長類に相当する被害者の体温は、摂氏18℃前後で固定されています。
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被害者が異常現象において身体的傷害を受けていた場合、真皮組織に達する裂傷部分はケロイド状に結晶化しており、出血はありません。
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動植物の一部にも上記と同様の異常被害を受けているものがありますが、属種分類群によって差異があります。
サイト-20一般異常研究棟Z関連特殊実験室の報告によれば、人類種と相互に意志交流が可能な知的上位生命体ほど、上記の被害を受けている傾向にあります。 
 上記の異常被害者を、財団異常関連現象識別規定に従い、「準死亡」として扱います。
 一般に広く警戒を促すため、上記の異常現象及びその被害について、
 情報封鎖レベルをセキュリティレベル5-汎用一般報道まで緩和することを提案します。
2018年11月30日 研究員 Q   
 上記の提案を承認します。
 管理者印――【Dan】【Ark】
 評議員印――【G】
■「凍結」状態について
 浸水現象における、死傷者の状況が報道されました。
 被害者が「凍り付いたように硬くなる」ことから、この状態は財団内では【凍結】状態と呼ばれています。
 【凍結】した人物は、以下のような状態になります。
 
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身体は水晶のように蒼白く変色しており、呼吸や反応はなく、固まっていて動きません。
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凍らせたように硬化しており、どんな方法でも傷つけたり、破壊したりすることはできません。
外傷はなく、あっても硬くなっており、深手を負うより先に凍り付いています。 - 
凍結した人の身体は、触れると冷たいです。
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浸水で増えた水で溺れたり、水中で大けがを負うことで凍結状態になるようです。
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財団からは「死亡」として扱われますが、生命反応はあり、まだ生きています。
 
 TwRPGに参加するキャラクターは、特定のクエストに参加することで、凍結状態に陥る可能性があります。
 具体的なクエストの内容などについては、【TwRPGについて】を参照してください。
 また、TwRPGに参加するアバターキャラクターにつきましては、
 ゲーム開始後、クエストやイベント等で付与されるまで、凍結現象を引き起こすことはお控えください。
 円滑なゲーム進行のため、ぜひご協力をお願いいたします!
この現象によって、キャラクターがロストすることはありません。
 死亡したキャラクターは、イベント終了後に全て復活します。
■本イベントにおける「死亡要素」に関して
本イベントにおいては、凍結による死亡はペナルティではありません。
 むしろ、積極的にイベントへ参加してくれた方へのご褒美的な側面もあります。
 生理的な嫌悪感などがある場合を除いては、ぜひ積極的に遊んでいただけると嬉しいです。
基本的には、凍結が発生するクエストには、回避可能な選択肢が用意されています。
「精神的にしんどい」「自分のキャラクターをこのような状態にしたくない」、
 その他なにかしらあれば、無理はぜったいにせず、回避するようにしてください。
 こういった要素はシナリオ及び創作のフックとして、楽しんでいただくべく設計しております。
 意図しない動作があった場合や、なにかゲーム中にしんどいことがあれば、
 あと壁打ちとか、萌え語りとか、よその子がしんどいとか、そういうやつがあればぜひ、
 遠慮なく公式アカウント(@stmg_QA)や運営の中の人(@mhj333)までご相談ください。
 親身になりまくって対応させていただきます。
■凍結状態についての解説
凍結症状は、財団内では現在、通称として「異常暴露性凍結症候群」と呼ばれています。
 現在、サイト-20"大貌博物館"地下実験施設で性質解明のための実験が進められており、財団員やその身内にあたる人物に凍結者が出た場合、"遺族"には実験への協力を求める通知がされます。
 また、一般市民については、財団のフロント組織でもあるロンドン北部のセント・エリシエル総合病院にて、積極的な凍結者の受け入れがなされています。
また、財団の実験の結果、凍結状態については、段階を踏んで発生することがわかっています。
 以下がその例です。
 
●第一段階 凍結症状初期-表皮蒼変
 皮膚の一部(肌のほか髪、爪、瞳なども含む)が蒼色に変色します。
 この時点では、特に硬くなったり、結晶化したりなどはしません。
 そのため、通常どおり日常生活を送ることができます。
 12月ごろから、全世界人口のおよそ2%ほどで、この症状が発生するようになりました。
 ただし、アバターキャラクターはゲーム開始まで凍結症状を受けません。
 ゲーム中で付与されたもの以外のアバターキャラクターの凍結を扱う作品につきましては、すべてパラレルとして扱わせていただきますのでご注意ください。
 
●第二段階 凍結症状変期-体温低下
 体温がかなり下がりはじめます。外気温をどう感じるかはなどは自由に設定してください。
 暑く感じても、寒さで震えていても、もはや何も感じなくても構いません。
 蒼色に変色する部分は身体のおよそ1/3~半分程度にまで広がります。
 魔法の使用や、身体機能については、まだ大きな影響はありません。
●第三段階 凍結症状末期-凍結性皮膚硬化症
 身体の一部が凍結します。
 凍結した部分はかちこちに固まり、動かすことができなくなります。
 どこが凍結するかは任意です。
 四肢の一部のほか、髪などや、眼球等でも構いません。
(顔面部を全て覆うなど、生命活動に影響する部位の凍結は、この時点ではお控えください)
 
●第四段階 完全凍結
 全身に凍結が進み、完全に凍り付いた状態です。
 呼吸や反応はなく、体温は触るとひやりとする程度まで落ちます。
 イベント中に死亡するレベルの外傷を受けたキャラクターは、即座に凍結段階が四段階まで進みます。
この状態に至ったキャラクターは、死亡扱いになり、
すべての通常のクエストに参加することができなくなります。
 ただし、DMを通じて、1日1回程度、凍結者専用の特別なクエストが送信されます。
 これに返信することで、間接的にゲームに参加することができます。
凍結することで、やることがなくなったりすることはありません。
また、完全凍結(死亡)したキャラクターをアバターとする参加者には、
 ゲーム中に使用した資料や設定などをまとめた、特設ページを先行公開いたします!
 中には、12月31日のリアルタイムイベントで有用になる情報も……?
■なぜなに【凍結】教室!
Q:どういうことをすると【凍結】するんですか。
A:クソ簡単に言うと、死ぬと凍結します。以上です。
 ロスト回避のための死亡代替設定です。
 あと、人類の2%ぐらいは12月中に「凍結第一段階」まで進行していてもいいことになっています。
これは別に条件とかなくて、たぶん事実上のランダムです。
 創作のフックとしてご自由にご利用ください。
 
Q:水は飲んでも大丈夫ですか?
A:大丈夫です。毎日飲んでも凍結が発生したりすることはありません。
 水を1適も飲んでいなくても発症するかもしれず、また、毎日地面から湧く水を飲んでいても発症するとは限りません。
Q:アバターキャラクター以外は好きに【凍結】したことにしていいんですか。
A:構いません。でも途中でそのキャラ使って地域クエストに参加したくなっても知らんぞ。
 パラレルすることは許す。
 各国作成者の方で、国王級のキャラクターを凍結させたい方のみ、できれば事前に連絡ください。
Q:人類以外も【凍結】しますか。
A:します。植物や動物や昆虫の中でも、いわゆる知能値が高いものほど凍結しやすいです。
 だいたい、CSのあるキャラクターはみんな凍結してもおかしくないんじゃないでしょうか。
 ダンゴムシとか以外。
 物体でも、知能がある程度あれば、ぶっ壊そうとしても壊れずに蒼くなって沈黙するかもしれません。
Q:異形化は地雷なのですが、凍結して動かなくなった部分ってどうなってるんですか。
A:凍結といっても、結晶化とかしているかどうかなどはお好みです。
 単純に蒼色になって固まって動かせないだけ、という想定ですが、異形化してェ~って人はご自由に。
 特に痛みとかもないと想定してますが、お好みで軽い疼痛的なものはあってもいいかもしれません。
Q:死ぬような怪我して凍結されたら、救済されても凍結解除した瞬間に死にませんか。
A:なんかこう、いい感じになるので死にません。
 死にたくて仕方がない方は、西京Projectの規約に則り、幽霊化や来世の作成などをして、ロストしないようにしつつ、イベント終了後にご自由にどうぞ。
Q:凍結した部分は千切ったりできますか。
A:できません。
 凍結している部分の切断や破壊、凍結している人物のさらなる殺害などは不可能です。完全に固まっているためです。
 財団はハンマーとか高圧プレスとか爆弾とかいろいろ使って凍結した人間を「破壊」できるか実験したようですが、何一つの外傷も変化も発生しませんでした。
ダイヤモンドは砕けない。
